薪ストーブのメーカーであるデンマークのＭＯＲＳＯ社のピーターハンセン社長が来日しましたが、創業は１８５３年で、弛まない技術開発と環境に配慮した薪ストーブ作りの姿勢は尊敬に値します。

デンマークでは日本が横浜開港する前から薪ストーブを生産していました。【驚き！！】

　　薪ストーブの燃料は薪ですが、今回少し時期は過ぎてしまいましたが、樹木や森林や里山をいつも考える私として、思ったことを記してみます。

　　桜９０年の歴史、１００年の大計へ（岩手県北上市展勝地)

岩手県の北上市というところに展勝地という最近全国でも有名な桜の名勝地があります。ここは大正９年に当時の黒沢尻町長であった沢藤幸治さんが奈良の吉野にも負けない明媚な桜の名勝地にしたいという思いで１万本ものソメイヨシノを植えたことがはじまりです。北上川沿いの歩道両側にずらりと２km続く桜並木は圧巻です。（来年で９０年）

ローマは一日にしてならずとはいいますが、すでに次の５０年、１００年先を見据えて若木を植えたり、更新作業もされているようです。

薪ストーブの燃料である薪も、適性な森林整備から得られるようにするということが重要であると思います。　薪ストーブの老舗メーカーＭＯＲＳＯ社もそうですが、その場しのぎでは済ませない、連綿とした根気のいる仕事が大事にされるような社会になることを祈りたいと思いました。