とある薪ストーブオーナー様から３週間ほど前に

ご相談を承りました。

１．１５年ほど使っているが、シーズン中に煙が頻繁に部屋に戻る。

２．薪は乾いているものを意識して使っているが、消費が早い。

３．煙突のつなぎ目から煤が大量に部屋に舞い降りる。（なぜ？）

当社スタッフが御自宅に伺い、拝見しましたら．．．(ﾟДﾟ≡ﾟдﾟ)ｴｯ!?

 

下見時の現況

上の写真では見えにくくてすみませんが、な・なんと

家の新築時に当時、工務店さんが全部施工したそうですが、

ストーブ口元上部から部屋の中も、壁貫通部も外も全部

オール・シングル煙突（薄いステンレス板金）でした

しかも、煙突が逆つなぎですから、煤が落ちてくるわけです。

状況を説明し、火災の危険性と、薪ストーブの性能を引き出せない

こともご説明しました。

即、お返事でオール・断熱材入り２重煙突に全面交換工事

となりました。（施工はつい先日行いました）

既存壁抜きにはメガネ石はありました。

が、壁のボードの可燃材料の一部分が黒く炭化を起こしていました。

 

設置位置を変えることはできませんが、無事に施工が進められました。

これで、この冬からは快適で安全にゆらめく焔を楽しんでいただけます。

今回は、とても稀な例でしたが、薪ストーブがいくら高級でも、煙突と薪

についてのご理解がないと豊かな焔のある暮らしはできません。

これから薪ストーブをお部屋に入れたい！とお考えの方は、ぜひ一度

当社ショールームへお運びくださいませ。

　　　　ファイヤーワールド永和