葛巻町への出張・つづきでございます.....
この日は葛巻町森林組合の貯木場へ薪の乾燥状態を
確認に伺いました。
これはナラの炭を焼く炭焼き窯のある小屋です。
同森林組合では、年間約260立方mの薪を生産して
おられます。
ナラが主体です。ナラは30年未満で伐採をしてあげると
切り株から旺盛なる自然芽萌(ひこばえ)
二酸化炭素吸収率も高いそうです。
炭・しいたけ栽培用のほだ木そして薪と完全利用です。
葛巻町は北上山系の高原地帯のためか、湿度が低く
風通しのよい場所に薪小屋を建てていただき管理して
もらっていますからとてもよく乾燥した薪が作れます。
ちなみに、よく乾燥させた薪2kgの熱量は灯油1ℓ分に
相当し、薪はカーボンニュートラルとして二酸化炭素
排出はゼロということになります。
葛巻ではていねいな薪づくりをしていただいております。
いわて純情薪
当初、森林組合さんとは薪とは何かということで意見を
たたかわせたこともございました。
自然エネルギーとの関わりは奥が深いと感じます。
この秋には2夏乾燥経過の素晴らしい薪もできてきます。
この市販の含水率計測機器ですと15%未満でまずは合格です!
ファイヤーワールド岩手の薪をご購入いただいております各地の
薪ストーブユーザーの皆様には直接・間接的に森林整備事業
のお手伝いをいただいていると深く感謝をしております。
近い将来弊社としましても企業の森制度にも直接参画し、さらに
薪炭自然エネルギー利用促進に関わりたいと考えます。
都市部での薪ストーブオーナーの皆様ともども日本の森林保全に
関わることが大きく進展されることを願いながら
(首都圏をはじめ、都市部での暖炉・薪ストーブユーザーは
とても数が多く、このような関わりで薪炭利用の奥にある
意味として森林とその環境整備についての理解をいただくことが
最大目的です。そして、日本全国が連動されると幸いです。)
安心した気持ちでこの日は葛巻に泊まりました。
ふれあい宿舎グリーンテージという、どこか北欧風の
すてきなお宿でした。
つづく.......
by fireworldblog on 2009年08月31日
カテゴリー: 報告 タグ:
FAX:03-3616-2872
【営業時間】
月〜金 10:00〜18:00/土・日・祝10:00〜16:00
※年末年始・夏期休業など臨時休業あり
【ショールームにお越しのお客様へ】
必ず事前に来店のご予約をお願いいたします。