今回は、薪ストーブを届けに野辺山駅まで行って参りました。
初の長距離往復ひとりミッションだったので、
不安とわくわくが入り混じったスタートでした。
いつもは助手席で、まるでぐるぐる回る洗濯機の
中みたい首都高を猛スピードで回って、
中央道に抜けるのが、未だに理解出来てません。
iPhoneを膝の上に置いて、首都高はかたつむり走行しました。
視界が開けて直線距離が長くなってくるとだんだんと余裕が出てきて、
不安が溶けて、わくわくドライヴになりだしました。
すると正面には、真っ白な富士山がどーんと見えてきました。
それは僕が見ているつもりが、どうも富士山に見られてる感じがするほどのパワーです。
そういったところが霊峰富士の魅力なのだと思います。
走行しながら、その勇姿を撮ろうとしてもなかなか、うまく撮ることが出来ません。
電線やら、建物やら、手ブレやらがうまいこと重なり撮らせてくれません。
そうこうするうちに、車は高速を降りて、清里を抜けて野辺山駅まで一直線に走り抜けました。
待ち合わせ時間迄、時間が少し有りましたので駅舎など周囲を散策しながら写真を撮りました。
駅舎には、一人変なおじさんがいて、ひと通り僕のことを取り調べたあと、兄ちゃん500円貸してと言い出したので、
器の小さい僕は、ほいと500円貸してあげないでニヤニヤしながらその場を濁して去りました。
早く着いたので、うさぎ?も笑っていました。外は、冷え込んでいましたので、雪だるまにも見えてきました。
JRの最高の駅らしく、スッキリしていてあまり人影もありませんでした。
写真がこれだけか?と編集長に怒られそうなので、変なおじさんが電車に乗っていってしまってから、
かわいい駅舎内も撮りました。
背面出しで、石油ストーブシ、ングル煙突でしたので二重煙突の薪ストーブにしたらどうですか。
火事になりませんし、そこいらの木を切り出せば、ゴミにもなりません。カーボンニュートラです。パーマカルチャーへの第一歩ですよ。
とは、駅長さんに想像で言いました。名刺もカタログも持ちあわせておりませんでした。
蒸気機関車もありました。脇には、
こんなものまで展示されていました。その横には、民族資料館?がありましたが、
休館日でした。残念。
うろちょろして気が付くと、待ち合わせの時間。
ストーブを無事よっこらしょと移して、僕は一路東京へと帰ります。
途中、お昼をお蕎麦屋さんでさっと頂きました。店内には、ダッチウエスト薪ストーブがありました。
お蕎麦は、大変こだわりが強い店主さんらしい、腰の強いお蕎麦でした。
あんだけ富士山を書いたのに薄い富士山です。お見送りしてくれました。
