今日もひとり言．．．ぶつぶつと．．

　　　　　　　　　　　　　　

今年も残すところあと２カ月を切りましたですねえ．．．．．．早い！

さて、．．．．　薪のお話し続編なのですけれど．．．

薪ストーブの燃料は、灯油でも電気でもありません。はい

薪ストーブの燃料は≪薪≫であります。はい

薪は手作り・自給自足が可能な唯一の燃料です。（炭は難しい）

その永続的な資源(燃料）の根源である森・里山が．．．．．．．

・・何十年も前からニッポンの森は荒れています。困っています。．．．

その多くがほったらかしにされてきたわけです．．．．

整備・更新作業のための林道を通すにも困難を極め、

あきらめている地域すらあります。

さまざまな弊害が出て久しいのですが、本当に残念です。

世界は砂漠化しているそうですが、ニッポンはグリーンの弧状列島

空気も水も農作物も魚たちも全て森からの恵みとして存在しています。

お酒が多種・美味しいのも森が育む水のおかげだそうです。

ニッポンが自立自活するには森の再生が一番だと信じる者の一人です。

さて、薪の手作り、作業はきわめて重労働ではあります。

やったことのある人にはわかると思います。

１シーズン分の薪を作ることは難しいです。

しかし、１年～２年もかけて準備をして積み上げ乾燥させた薪は

最高に尊い燃料となります。

それは再生可能で持続性のある自然エネルギーだからですね。

ニッポンに森がある限り、半永久的に持続可能なエネルギー源です。

手間のかけることを避けてきた現代社会に逆らうごとく、黙々と

これらの自給自足をしたいと考える人々も増えています。

 

都市部での薪ストーブユーザーさんは薪の自給自足は難しいかも

しれません。

でも、森林や里山に手を入れることの意味をご理解いただき

その資源を燃料である薪として活用いただくことが直接あるいは

間接的を問わず森林整備のボランティアとして貢献をいただいている

と確信しています。

ニッポンの森・里山は恵みの山・宝の山であると思います。

薪ストーブユーザーの皆様！

薪もうすぐ、来年またその次の年用の薪づくりが始まりますよ

広葉樹がその葉を落としたら、それは薪作りのための原木調達の

始まりの合図です。

じっくりいきましょう

近い将来ニッポンでも、ほんとうに森林整備が進み欧州諸国の様に

成熟した豊かな生活のために、薪はいつでもガソリンスタンドや

コンビニ・産直・グローサリーストアなどでも安価に手軽に求める

ことができ、さらに高性能薪ストーブが正しく安全に快適に

ごく普通に生活の中に浸透し、利用されることを心から願うものです。

　

　　　　　　　　　　薪と焔のある暮らしを。

もう一度自分達の住む家の近くに森林・里山がある方はその存在に

ついて考えながら、一歩入ってみませんか。

もしも可能であれば、薪を自給自足できるかどうか踏み込んで考えて

みてはいかがでしょうか。

いっしょにニッポンの森を再生・美しい森にしていきたいですね