ファイヤーワールドブログ

薪ストーブと煙突

薪ストーブ 東京 ファイヤーワールドブログ

薪ストーブや暖炉、メイスンリヒーター等はそれぞれの

機種ごとに扱い方に慣れて望ましい燃焼と暖房効果を

得たいものですね。

BlogPaint

所用で伺った公共施設の薪ストーブ。

薪は2年以上乾燥の良質なナラを焚いていました。

少し見えにくいのですが、黒丸内の中は空気調節弁です。

(クリックして拡大してみてください。

燃焼1時間以上と安定した状況でして、薪はよく炭化して

白い衣を着た状態で良好ですが、炎がボウボウ激しく

立ちあがっています。

空気弁は半分までしか絞れません。(もっと絞りたいところです

これでは短時間で薪を焼却炉燃焼しているにすぎません。

炎はボウボウではなくて、ゆらゆらとした焔にしたいわけです)

本来は、薪の持つエネルギーを薪ストーブに蓄熱させ

安定した燃焼温度で長い時間放熱させたいわけです。

ところが、外気が氷点下でドラフトは強いはずですが、

空気の送り込みを絞りますと急激に排煙のドラフトが弱まり

不完全な燃焼となりました。

(従って空気を多く送るしか方法がない)

原因は室内の5m以上ものシングル煙突が十分なドラフト

を保持しないということです。(室内温度で煙突内温度が下がる為)

空気を多く送ればドラフトは安定します。ザンネンながら。

それでは薪の大量消費.....となるわけです。

09葛巻山神祭 076

薪ストーブユーザー様で、シングル煙突を極端に長く室内にて

ご使用さてれいる場合で、いつも薪ストーブの流入空気を多く

いれたり灰受け皿の格納ドアをあけてまで空気を送っていたり

しているとしたらたいへん危険ですし、過剰燃焼ともなります。

(薪ストーブ本体口元から断熱材入り断熱二重煙突を施工するか

または、コネクティングとしてせいぜい立ち上がり1m以内の

シングル管が限度であると思慮します。)

この実際の検証ではあらためて煙突の役目の重要性を

再認識させられました。

くわしくはファイヤーワールド永和へお問い合わせくださいませ。

by fireworldblog on 2010年02月23日

カテゴリー: 薪ストーブ煙突 タグ: 煙突

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