おはようございます。4月も下旬です。
4月は乱高下の激しい天候続きです。
先月を思い出しますと...
3月22日の神宮外苑の桜
こんな感じでした。
例年より6日早い開花であったとか。
あれから一カ月少々...
東京はもう新緑ですが、場所によっては
まだほんの少し花が残っているようです。
東京では、本当に今年の春は驚きの寒さでした。
ところで、(ちょっと長~い独り言になりますが.
来月の15日は岩手県の葛巻町へ
葛巻町森林組合主催の植樹祭(植林)に伺います。
(弊社所有林、『えいわの森』※森林管理協定に基づく
森林整備と里山の保全・利活用の促進事業)
森の更新整備事業並びに里山資源利用の促進をかねて
薪の生産をしていただいています地元の皆様や葛巻町、
葛巻町森林組合様と交流を深めて参ります。
薪の利用は相互の交流から始まりました。
けして一方通行のお話ではございません。
当地ではナラの原木は25年から30年前後で適期に伐採し
しいたけ栽培用のほだ木と炭(岩手切炭)を生産しますが、
太すぎたり、細すぎたりのはじかれた原木は薪になります。
手間はかかります。とてもたいへんな業務です。でも、
無駄のない森林・里山資源の有効活用となるわけです。
切り株からは旺盛な自然萌芽
利活用が可能です。 すばらしい森の恵みです。
(ちなみに杉は切ると自然萌芽はしません)
ここで驚きのデーター! (゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
スイス1国には、岩手県(または四国4県)と
同じくらいの森林面積しかないそうですが、
日本全国で使用される薪炭量の10倍以上の利用を
しているそうです。この事実から何を読み取ることが
できるでしょうか。
日本ももっともっと自然エネルギーの宝庫、森に人の手
(利用圧)をかけて入り、
が必要だと教わりました。
薪ストーブはもちろんのことですが、公共施設や公共団地等の
集積給湯設備として間伐材利用の薪ボイラー導入などは序々に
行われつつあるとお聞きしています。
少しづつなどと言わないで、大いに促進発展を願うものです。
子々孫々と永続的に育てられる森からの恵み利用ですから。
ご当地の取り組みのここまでの道のりは1年や2年で
達成されたことではなく、先達者による先取りの発想と
何十年にも及ぶ継続したご尽力とご労苦があってのことだと思います。
著者:亀地宏氏 秀作社出版より
発売されておりますので是非ご一読を。
私たちは去年の10月には森の恵みフェアで薪づくり体験等も
いたしました。
食糧問題・環境問題・エネルギー問題等に先進的に
具体的に取り組まている葛巻町です。
ふれあい宿舎グリーンテージのMorso8142CBも
朝の焚き始めには煙突から芳しき紫煙がたなびいているでしょう。
この春はここにきて桜前線もややゆっくりめです。
もしかしたら、葛巻高原では桜の花が見られるかも
いまからとても楽しみです。
みなさんも機会をみつけてぜひお出かけしてみてください。
日本は森の国。 森に出かけて遊んでみましょう
by fireworldblog on 2010年04月26日
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